【四字熟語】
遏悪揚善
【読み方】
あつあくようぜん
日本漢字能力検定
1級【意味】
悪事を禁じて、善行をすすめること。
【語源・由来】
「易経」大有より。
【類義語】
・勧善懲悪(かんぜんちょうあく)
・激濁揚清(げきだくようせい)
・揚清激濁(ようせいげきだく)
遏悪揚善(あつあくようぜん)の使い方

電車の中で、喧嘩している二人がいたんだけど、止めに入った勇気ある青年が居たよ。

へえ。遏悪揚善の心を持った若者がまだまだいるのね。

うん。見て見ぬふりをしている大人たちばかりだったのに、偉いよね。

悪いことは悪いと言える青年が増えると良いわね。
遏悪揚善(あつあくようぜん)の例文
- 遏悪揚善、他人が困っている時には迷わず助けましょう。
- 遏悪揚善、誰かが悪事をはたらいていたら、加担しないで止めましょう。
- 父は、遏悪揚善の人で、良いことをするとおもちゃを買ってくれるくらいほめてくれるが、悪いことをすると虐待を疑われるほど怒る。
- 新しい担任の先生は、徹底して遏悪揚善を貫いています。
- 祖母が、遏悪揚善という方針で教育をしたため、私は正義感が強くなり警察官になりました。