【四字熟語】
跋山渉水
【読み方】
ばつざんしょうすい
【意味】
多くの困難を経て、長い旅をすること。
【典拠・出典】
『詩経』
跋山渉水(ばつざんしょうすい)の使い方

健太くん。夏休みに一人で自転車に乗って日本を縦断したんですって?

そうなんだ。跋山渉水の長旅だったよ。ほら、こんなにたくましくなった。

へえ。いろんな経験を積んで、心も大きく成長したんでしょうね。

そのはずなんだけど、夏休みの宿題を一切やっていなくて、先生に誉められるどころか怒られてしまったよ。
跋山渉水(ばつざんしょうすい)の例文
- 蔵にある書物によると、私の先祖は、九州から跋山渉水して、ここ関東まで移住して来たそうです。
- 昔の行商人がたどったルートを跋山渉水して、昔の人の心の内に思いを馳せてみようと思っています。
- 跋山渉水、苦しい長旅の末にたどり着いたところは、目もくらむような黄金郷でした。
- 自分の足で跋山渉水して、ようやくこの土地を見つけました。
- 獣道を跋山渉水した先にはクマの巣穴がありました。