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跋山渉水【ばつざんしょうすい】の意味と使い方や例文(出典)

跋山渉水

跋山渉水の意味(出典)

意味

【四字熟語】
跋山渉水

【読み方】
ばつざんしょうすい

【意味】
多くの困難を経て、長い旅をすること。

四字熟語の博士
「跋山渉水」という四字熟語は、様々な困難を乗り越えながら、遠くへの長い旅をすることを表しているんだよ。
山を越えて川を渡るというイメージがそのまま用いられているね。
助手ねこ
それは「難しいことがいっぱいあっても、ひたすら前に進むんや」ってことやな。
山を登って、川を渡るように、困難も怖がらずに、ゴールに向かって進むんや。
これは「どんなに難しい道でも前に進む大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。

【典拠・出典】
詩経

跋山渉水(ばつざんしょうすい)の解説

カンタン!解説
解説

「跋山渉水」は、中国の古い詩や文章から来た言葉だよ。

それぞれの文字の意味を見てみよう。「跋」は「登る」、「山」はそのまま「山」、「渉」は「渡る」、「水」は「川」だね。だから、「山を登ったり川を渡ったりする」っていう意味になるんだ。これは文字通りの意味だけど、これだけだとちょっと難しいかもしれないから、もっとわかりやすく説明するね。

例えば、君が目指すところがあるんだけど、その途中に山があって、川があって、草むらがあって、そういう大変な障害がいっぱいあると想像してみて。でも、それでも君は諦めずに、山を登り、川を渡り、草むらを通り抜けて、目指すところにたどり着く。これが「跋山渉水」のイメージなんだ。

なので、「獣道を跋山渉水した」っていうのは、誰も通らないような難しい道を通って、色んな困難を乗り越えて目的地にたどり着いたという意味になるんだ。

つまり、「跋山渉水」は困難を乗り越えて目標を達成するという、大変だけど立派な行為を表す言葉なんだね。

跋山渉水(ばつざんしょうすい)の使い方

ともこ
健太くん。夏休みに一人で自転車に乗って日本を縦断したんですって?
健太
そうなんだ。跋山渉水の長旅だったよ。ほら、こんなにたくましくなった。
ともこ
へえ。いろんな経験を積んで、心も大きく成長したんでしょうね。
健太
そのはずなんだけど、夏休みの宿題を一切やっていなくて、先生に誉められるどころか怒られてしまったよ。

跋山渉水(ばつざんしょうすい)の例文

例文
  1. 蔵にある書物によると、私の先祖は、九州から跋山渉水して、ここ関東まで移住して来たそうです。
  2. 昔の行商人がたどったルートを跋山渉水して、昔の人の心の内に思いを馳せてみようと思っています。
  3. 跋山渉水、苦しい長旅の末にたどり着いたところは、目もくらむような黄金郷でした。
  4. 自分の足で跋山渉水して、ようやくこの土地を見つけました。
  5. 獣道を跋山渉水した先にはクマの巣穴がありました。

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