著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

美意延年【びいえんねん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
美意延年

「美意、年を延ばす」とも読む。

【読み方】
びいえんねん

【意味】
なんの心配事もなく気分が楽しければ、長生きできるということ。

【語源・由来】
「美」は楽しむ、「意」は心のことで、「延年」は長生きすること。

【典拠・出典】
荀子』「致士」

美意延年(びいえんねん)の使い方

健太
将来、不治の病になったらどうしよう。
ともこ
美意延年っていうじゃないの。心配していたら本当に病気になってしまうわよ。ケセラセラの精神で気楽に生きましょうよ。
健太
病は気からっていうもんね。
ともこ
そうよ。前向きに生きましょう。

美意延年(びいえんねん)の例文

  1. お気楽な性格だったおばあちゃんは、美意延年の言葉通り100歳まで病気知らずで長生きしました。
  2. 長生きしたいならサプリに頼るんじゃなくて、美意延年、悩まないことだね。
  3. くよくよ考えることをやめたら美意延年というように、頭も体もすっきりしました。
  4. 健康であるためには美意延年、まずは心を健康にしなくてはいけません。
  5. 笑う門には福来る、美意延年ともいうけれども、楽しく笑って過ごすことが長生きの秘訣なんだよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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