暮色蒼然の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
暮色蒼然
【読み方】
ぼしょくそうぜん
【意味】
夕暮れどきの、徐々にあたりが薄暗くなっていく様子。
ええな、それは「夕方、ちょうど日が沈む時の景色」ってことやんな。
ちょうど空が暗くなり始める頃の、あの何とも言えへん美しさを言うんやな。
これは、「夕暮れの風情」を感じさせてくれる言葉やな。
ちょうど空が暗くなり始める頃の、あの何とも言えへん美しさを言うんやな。
これは、「夕暮れの風情」を感じさせてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「暮色」は夕暮れどきの薄暗い景色の意。「蒼然」は日暮れどきの薄暗さの意。
【典拠・出典】
柳宗元「始得西山宴游記」
【類義語】
・蒼然暮色(そうぜんぼしょく)
暮色蒼然(ぼしょくそうぜん)の解説
カンタン!解説
「暮色蒼然」っていうのは、夕方になってだんだんとまわりが暗くなってくる風景を表す言葉だよ。
「暮色」っていうのは、夕暮れ時に見えるちょっと暗い景色のことを言うんだ。「蒼然」っていうのも同じく、夕方になって暗くなってくる様子を表しているんだよ。
つまり、「暮色蒼然」っていう言葉を使うときは、夕方になってだんだんと暗くなってくる、そんなちょっと寂しげだけど美しい風景を描き出すことができるんだ。「蒼然暮色」とも言うよ。
例えば、「公園は暮色蒼然たる景色に包まれていた」って言うと、公園が夕方の暗くなってくる美しい風景に覆われていた、というイメージになるんだよ。この言葉の出どころは、柳宗元という人が書いた文章から来ているんだよ。
暮色蒼然(ぼしょくそうぜん)の使い方
もう、一体、何時間怒られているのよ。健太くんが先生に怒られているのを待っていたら、こんな時間になってしまったわ。
うわあ。すっかり暮色蒼然だね。急いで帰らないと真っ暗になってしまうよ。
誰のせいでこんな時間になったと思っているの?お腹がすいて急いで歩けないわー。
待たせて申し訳ないと思っているよ。肉まんを買ってあげるから許してよ。
暮色蒼然(ぼしょくそうぜん)の例文
- 暮色蒼然のころのここからの景色は、得も言われぬ美しさです。
- 暮色蒼然の写真を撮ることを趣味としています。
- 暮色蒼然の刻一刻と変わる空の色の変化をぼんやり見ることが大好きです。
- 暮色蒼然の時刻は、運転に気を付けましょう。
- 暮色蒼然としてきたので、そろそろ星がきらめき始めるでしょう。
暮色蒼然の文学作品などの用例
- 隅田川も、当時は白魚がすむほどの、澄んだ水で、ことに、暮色蒼然と迫るころの眺めは、得も言われぬ。<舟橋聖一・花の生涯>
暗くなりつつある空や景色を想像するといいんだよ。