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一天四海【いってんしかい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
一天四海

【読み方】
いってんしかい

【意味】
天の下と四方の海。天下のすべて。世界中の意。

【語源・由来】
「一天」は天下中のこと。「四海」は四方の海の意から、転じて、天下・世界中の意。

一天四海皆帰妙法(いってんしかいかいきみょうほう)という言葉があります。
仏典の一説に由来しており、意味としては、「人間が皆仏さまの説法に耳を傾けたとき、みな仏の世界を得て、その国土は仏の国土となる」であり、
より現代風に訳すと「世界全体を仏さまの教えで広め救う」や「この世の中は一つの真理が働いている」という意味となります。

【典拠・出典】
平家物語』「一」

一天四海(いってんしかい)の使い方

ともこ
この間、お寺のお坊さんのありがたいお話を聞く機会があったの。
健太
どんなお話だったの?
ともこ
一天四海皆帰妙法という言葉があって、この世の中、すべては仏さまの真理が働いているという意味らしいの。
健太
そうか、とてもありがたい言葉だね。
僕も一度聞いてみたいな。

一天四海(いってんしかい)の例文

  1. 世界広しといえども、この剣はどんなものをも引き裂き、また所有するものは王の座に就くと言われるもので、一天四海に比類あるべからず。
  2. それぞれの有力武将が群を連ねた戦国の世の中も、ついに、このものが一天四海をしづめ、平和の世の中をつくり上げたといわれる。
  3. 何度も敗戦はしたが、度重なる戦を制し、天下分け目の決戦で勝利することで国王となり、結果、一天四海を掌握することができた。
  4. この宗派では多くの檀徒が一天四海回帰妙法を目指し邁進しているのであります。
  5. 仏様はその教えを一天四海に広め、多くの信者が救われ、またその信者が施し広めることで、さらにより多くものが救われた。

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