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舞文曲筆【ぶぶんきょくひつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

舞文曲筆

舞文曲筆の意味(語源由来・類義語)

意味

【四字熟語】
舞文曲筆

「曲筆舞文(きょくひつぶぶん)」ともいう。

【読み方】
ぶぶんきょくひつ

【意味】
故意に語句を飾りたて、また、事実を曲げて書くこと。

四字熟語の博士
「舞文曲筆」は、故意に言葉を巧みに使って、本当の事実を少し変えて書くことを言うんだよ。
まるで舞台で踊るように、言葉を操って文章を書く、というイメージが込められているんだ。
助手ねこ
ええやん、それはつまり、「言葉をうまく使って、ホンマの事実をちょっと曲げて書く」ってことやな。
舞台で踊るように、言葉を踊らせて文章を書くんやな。
これは、「言葉の遣い方のうまさ」を表してるんやで。

【語源・由来】
「舞文」は文章を飾り立てること。「曲筆」は事実を曲げて書くこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・曲筆舞文(きょくひつぶぶん)

舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)の解説

カンタン!解説
解説

「舞文曲筆」というのは、本当のことをわざと曲げたり、言葉を遊んだりして書くことを表す言葉だよ。

「舞文」は、言葉を飛び跳ねさせるように遊ぶことを意味していて、「曲筆」は、事実を曲げて書くことを指すんだ。

たとえば、ホントのことをちょっと変えて書いて、人々をだますようなことや、法律をわざと間違って解釈して悪用するようなことも含まれるんだ。もっと簡単に言うと、ほんとうのことを遊び半分で書いたり、事実をわざとひねくったりする行為を指すんだよ。

この四字熟語の出どころは、中国の歴史書から来ているんだ。「舞文」は『史記しき貨殖伝かしょくでんから、「曲筆」は『後漢書ごかんじょ臧洪伝ぞうこうでんから取られているんだよ。

舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)の使い方

健太
僕は最近、江戸時代の町民の生活をかいた歴史小説が好きなんだ。
ともこ
ああ。あの女性作家とか?
健太
そうそう。大好きなんだ。だけど、最近は、ちょっと舞文曲筆を弄しているように思えるんだよね。
ともこ
編集の意向なのかしらね?元に戻ってくれるといいわね。

舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)の例文

例文
  1. 冷静客観的に事実を述べた記事よりも、舞文曲筆といったような記事に、より魅かれます。
  2. 新聞の記事は、舞文曲筆をろうするよりも、真実を単刀直入に表現すべきです。
  3. またあの女優さんが問題を起こしたんですね、スポーツ新聞はこぞって舞文曲筆するでしょう。
  4. 舞文曲筆して情に訴えようとしました。
  5. 彼の手紙は、舞文曲筆するというのではなくて、へたながら、いかにも素直に書いてあるので、美しいなと思います。

舞文曲筆の文学作品などの用例

  1. 彼等が協力してくれたと書いては願書としての効力もないし、舞文曲筆の要があるので骨が折れた。<井伏鱒二・黒い雨>

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