花鳥風月【かちょうふうげつ】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【四字熟語】
花鳥風月

【読み方】
かちょうふうげつ

日本漢字能力検定
5級

【意味】
自然の風景や風物のこと。自然の美しさのこと。
自然を題材にした詩歌などをたしなむ風流にも例えられる。

「花鳥」を「花蝶」と間違えないようにしましょう。

【語源由来】
世阿弥・『風姿花伝(ふうしかでん:世阿弥が記した能の理論書)』より「上職の品々、花鳥風月の事態、いかにもいかにも細かに似すべし」から。

【類義語】
・春花秋月(しゅんかしゅうげつ)
・雪月風花(せつげつふうか)
・花晨月夕(かしんげっせき)
・花朝月夕(かちょうげっせき)
・花鳥月露(かちょうげつろ)
・琴歌酒賦(きんかしゅふ)
・風流韻事(ふうりゅういんじ)

【英語訳】
・beauties of nature
・the traditional themes of natural beauty in Japanese aesthetics
・artistic pursuits involving nature themes


花鳥風月(かちょうふうげつ)の使い方

健太
今日の映画、キレイだったね。
ともこ
平安時代ってあんなに色彩豊かだったのかな。うっとりするくらいの豪華さだったわ。
健太
花鳥風月を友として生きる風流人だったんだね、主人公の・・・・・・。
ともこ
そうかな? むしろ俗世にまみれた野心家だったみたいよ。あれは仮の姿だったのかも。

花鳥風月(かちょうふうげつ)の例文

  1. この作品は、日本の花鳥風月をテーマに描いている。
  2. 彼は花鳥風月を友とし、生きて来た人間だ。
  3. 彼は日本の花鳥風月を愛(め)で、文学においてそれを具現化している。
  4. 万葉集には花鳥風月を巧みに歌に織り込んでいます。
  5. この赤貧ではとてもじゃないが、花鳥風月を愛でる余裕など、なかっただろう。

まとめ

【花鳥風月】はその昔、貴族や武家が自然を深く鑑賞し、詩歌などをたしなむ風流な遊びでした。詩歌に織り込んでいくうちに、あるルールが生まれ、季語を生み出すようになっていったのでしょう。
現在では、主に自然の美しい風景・風物を示しますが、それに自己の心象を映す行為が重なります。単に「自然」と言うよりも、「花鳥風月」としたときの、自然の美しさに心が奪われている姿を映すのです。
四字熟語はこのように、端的で有りながら深い意味を要する言葉なのですね。

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