著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

出典:欧陽脩(おうようしゅう)の四字熟語一覧

欧陽脩・『晩笑堂竹荘畫傳』より

出典:wiki(欧陽脩・『晩笑堂竹荘畫傳』より)

欧陽脩(おうよう しゅう)は、中国北宋時代の著名な政治家、詩人、文学者、歴史学者で、唐宋八大家の一人です。彼は自学自習により学問を修め、詩文に秀でたとともに、政治家としても活動しました。

彼の政治生涯は波瀾万丈で、范仲淹らと改革を進めたものの、その活動が元で左遷されたこともあります。しかし彼はその都度立ち直り、重要な職位につきました。最終的には王安石の新法の強力な反対者となり、政界を引退しました。

彼の文学活動は多岐にわたり、散文では古文復興運動を推進し、韻文では詩と詞の両方を書いたことで知られています。彼の詞は、その様式が詞の大衆化に大きく寄与したとされています。

歴史学者として、彼は『新五代史』や『新唐書』の編纂に関与しました。彼の研究は春秋学的色彩が強く、その時代の史学研究に大きな影響を与えました。また金石学の発展にも寄与し、彼自身が収集した金石文を『集古録』にまとめました。

彼の作品は南宋時代の周必大によって『欧陽文忠公集』としてまとめられ、その中にはそれまで未知だった彼の書簡も含まれていました。

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