著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

佇思停機【ちょしていき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
佇思停機

【読み方】
ちょしていき

「佇みて思い、機を停む」とも読む。

【意味】
しばらくの間その場に立ち止まって、あれこれ思いなやみ、こころのはたらきをやめてしまうこと。

【語源・由来】
「機」は心のはたらき・作用。

【典拠・出典】
碧巌録

佇思停機(ちょしていき)の使い方

ともこ
健太くん。さっきからそこで呆然としているようだけれども、どうしたの?
健太
先日受けたオーディションの不合格の通知をもらったんだよ。
ともこ
それで佇思停機していたわけね。またチャレンジすればいいじゃないの。
健太
そうだね。もっと努力して、もう一回チャレンジしてみるよ。

佇思停機(ちょしていき)の例文

  1. お金に困ったともこちゃんは、空っぽの貯金箱を見て佇思停機していました。
  2. 手の打ちようがない未来のことを考えると佇思停機してしまいました。
  3. 佇思停機していてもしょうがない、まずは一歩を踏み出さないといけない。
  4. 健太くんは、今佇思停機しているから、しばらくそっとしておいてあげましょう。
  5. 健太くんはともこちゃんからの手紙を見て佇思停機していますが、いったい何が書いてあったんでしょうね。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。