著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

張眉怒目【ちょうびどもく】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
張眉怒目

【読み方】
ちょうびどもく

「眉を張り目を怒らす」とも読む。

【意味】
眉をつり上げて目をむく。仁王さまのような荒々しい形相をいう。

【典拠・出典】

【類義語】
横眉怒目(おうびどもく)

張眉怒目(ちょうびどもく)の使い方

健太
ともこちゃん。張眉怒目といった有様だね。いったいどうしたの?
ともこ
誰かが私のケーキを勝手に食べたのよ。
健太
えっ?もしかしてイチゴが乗ったショートケーキかな?
ともこ
健太くんが犯人だったのね。同じものを買ってくるまで絶対に許さないんだから。

張眉怒目(ちょうびどもく)の例文

  1. 健太くんの悪行に気が付いた先生は、張眉怒目、怒り狂っていました。
  2. ともこちゃんはせっかくかわいいのに、張眉怒目、そんな仁王様のような顔をしたら台無しだよ。
  3. 家に帰ると、玄関で張眉怒目といった表情の母さんが、まさに仁王立ちをして僕の帰りを待っていました。
  4. ともこちゃんは今、張眉怒目、とても怒っているから話しかけないほうが身のためだよ。
  5. 張眉怒目というように、仁王様のような怖い顔をしたともこちゃんがこっちに向かってくるのが見えたので、身に覚えはないけれども思わず隠れてしまいました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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