【四字熟語】
中権後勁
【読み方】
ちゅうけんこうけい
【意味】
戦略・陳容ともに整っていること。
【語源・由来】
「権」ははかりごとという意味で、「中権」は中央の軍に将軍がいて計略をめぐらすこと。「勁」は強いという意味で。「後勁」は後方にいる軍勢のこと。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「宣公一二年」
中権後勁(ちゅうけんこうけい)の使い方
今日の運動会の騎馬戦は中権後勁だったわよね。だれの支持だったの?
担任の先生だよ。すごかったでしょう?
へえ。あの先生は軍師の才能があるのね。
そうなんだよ。僕たち生徒もびっくりしているんだよ。先生のおかげで勝つことができてよかったよ。
中権後勁(ちゅうけんこうけい)の例文
- 諸葛孔明は中権後勁が評価されていましたが、奇策は苦手でした。
- 中権後勁で水も漏らさないような配備でした。
- あの監督の采配は見事なもので、中権後勁、日本のチームが優勝できたのは彼のおかげです。
- 彼らの布陣は中権後勁、変幻自在でとてもかないっこない。
- 今日の陣形は中権後勁、天候、地形、相手チームの癖すべてに対応できていました。