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一味徒党【いちみととう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
一味徒党

【読み方】
いちみととう

【意味】
同じ目的や共通の志を持つことで結ばれた仲間。
または共通の目的を達成するために力を合わせる仲間・味方。
よからぬ企てをたくらむ一団や悪事を企てることが多い。

【語源・由来】
「一味」は同じ目的をもつ同志、仲間のことで、「徒党」も仲間を表しますが、多くは悪い仲間のことをいいます。
『悪事に加わる仲間・集団』といった意味合いもありますが、必ずしも悪事を達成するために協力する仲間だけを指すというわけではありません。
起源はもともと仏教語です。場面・相手によって仏の説いている教えは異なっているようにも聞こえますが、その主旨や本質は本来唯一のものであるという意味です。
そこから転じ、人はそれぞれ一人一人違っていても、その志・目的は一つの仲間(味方)であるというようになったことが由来です。

【典拠・出典】

【類義語】
一味同心(いちみどうしん)
・一味郎党(いちみろうとう)
一丘之貉(いっきゅうのかく)
一家眷族(いっかけんぞく)

【英語訳】
whole party to a plot
whole gang
the conspirators


一味徒党(いちみととう)の使い方

ともこ
隣の小学校の生徒が最近、うちの学校の生徒に嫌がらせをしているの、知ってる?
健太
えー、知らない!
でもあの公園で他の学校の生徒もよく遊んでいるよね。
ともこ
そう、あの公園で隣の小学校の生徒が一味徒党を組んで、
うちの生徒に嫌がらせしているみたい!
健太
それは大変だ!
先生に相談してやめさせないといけないね!

一味徒党(いちみととう)の例文

  1. この有名進学高校の理不尽な校則を変えるために皆が一味徒党の精神を持って改善しなければならない。
  2. この法案に反対するべく、一味徒党でまとまった野党の勢力は与党の政権基盤を揺るがすほどに強力なものとなりました。
  3. 農民を中心として一味徒党を組んだ集団が、奉行所に対して反対意見を認めてもらうために取り囲んだ。
  4. 彼女に対して反感を抱く人たち数人が一味徒党を組み、彼女を陥れようと画策し始めました。
  5. そうかそれじゃ僕もやろうと、即座に一味徒党に加盟し集会に加わった。
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