【四字熟語】
誅心之法
【読み方】
ちゅうしんのほう
【意味】
実際の行為として現れなくても、心の中が正しくなければ、それを処罰する筆法。
【語源・由来】
「誅心」は心の不純を罰すること。『春秋』はこうした筆法を用いているといわれる。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「宣公二年・会箋」
誅心之法(ちゅうしんのほう)の使い方
ともこちゃーん。僕は何も悪いことをしていないのに、何で罰を受けているの?
何もしていないけれども、心の中でほかの女の子に気持ちを奪われていたでしょう?
でも実際に浮気はしていないよ。
誅心之法で裁いているのよ。心の中でも浮気は浮気よ。
誅心之法(ちゅうしんのほう)の例文
- 心にやましいことがあるような奴は見たらわかる、そういうやつは誅心之法で裁くから覚悟しておけ。
- 誅心之法で裁くのはいいけれども、その罪の真偽はどうやって判断するんだろう。
- 僕の心の中の悪意がばれて誅心之法で裁きを受けることになりました。
- 誅心之法を正しく行うために、うそ発見器にかけられました。
- 心の中で思うだけでもダメな誅心之法は、邪心にあふれている僕にとっておそろしい法です。