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樽俎折衝【そんそせっしょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
樽俎折衝

「尊俎折衝」とも書く。

【読み方】
そんそせっしょう

【意味】
なごやかに交渉すること。武力を用いず飲食をともにしながらかけひきをする外交交渉のこと。

【語源・由来】
「樽俎」は酒だると肉料理をのせる台。「折衝」は敵の兵車(衝)の勢いをくじくこと。

【典拠・出典】
晏子春秋』「内編・雑上」

樽俎折衝(そんそせっしょう)の使い方

健太
僕のクラスの案のほうがよかったのに、ともこちゃんのクラスの案に決まるなんて、絶対に樽俎折衝、先生を接待して交渉したんでしょう。
ともこ
そんなずるいことはしないわよ。どちらの案にするかは、先生が公平に決めたことよ。
健太
こんないい案が採用されないなんてそんなことがあるわけがないじゃないか。
ともこ
そんなにいい案なら、来年のために温存しておけばいいと思うわ。

樽俎折衝(そんそせっしょう)の例文

  1. かつては製薬会社が競い合って樽俎折衝して、毎晩医師をもてなしていたそうです。
  2. 樽俎折衝するために外務省があり外交官がいます。
  3. 樽俎折衝が成功するように、相手の好みを調査しました。
  4. 彼が作る料理を前にしたら誰しも機嫌がよくなる、樽俎折衝にはもってこいの店です。
  5. 樽俎折衝で大成功をおさめるには、このお酒が欠かせません。

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