著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

読書三到【どくしょさんとう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
読書三到

【読み方】
どくしょさんとう

【意味】
読書をするにあたって大切な三つの心得。

【語源・由来】
「眼到」は目でよく見ること。「口到」は声を出して読むこと。・「心到」は精神を集中して読むこと。の三つ。

【典拠・出典】
朱熹「訓学斎規」

読書三到(どくしょさんとう)の使い方

健太
ともこちゃん。来週から読書週間だね。先生から毎日一冊本を読むように言われているんだ。
ともこ
毎日一冊は大変ね。でも、本を読むことは大事よね。
健太
僕が本を読むと、二ページくらいで眠くなってしまうんだよね。
ともこ
読書三到、声に出して読めば眠ることはないわよ。良い本に出合えると良いわね。

読書三到(どくしょさんとう)の例文

  1. 読書三到の姿勢で読まないと、この本は理解できないと思います。
  2. 読書三到するためにはBOOKCAFEで読むわけにはいかないなあ。
  3. 祖父は読書三到を実践しているので、読んだ本はすべて暗唱できます。
  4. 読書三到して初めて作者が言いたいことがわかりました。
  5. 読書三到してこそ本当の読書と言えます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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