著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

呑花臥酒【どんかがしゅ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
呑花臥酒

「花に呑み酒に臥す」とも読む。

【読み方】
どんかがしゅ

【意味】
春の行楽をつくすことをいう。

【語源・由来】
「呑花」は花をめでて酒を酌むという意味。「臥酒」は酒を飲んで気持ちよくなり横になること。

【典拠・出典】
雲仙雑記』「五」

呑花臥酒(どんかがしゅ)の使い方

ともこ
ぽかぽかしていて、呑花臥酒するのに最適の季節ね。
健太
そうだね。せっかくだから、お弁当を作って外で呑花臥酒しようよ。
ともこ
いいわね。あの公園の桜の下なんて、きっと最高にいいわよね。
健太
みんな同じことを考えそうだから、桜の下が空いているかどうか心配だけどね。

呑花臥酒(どんかがしゅ)の例文

  1. お重箱に華やかなてまり寿司を詰めて、お酒を持ったら準備万端、呑花臥酒しましょう。
  2. その公園は呑花臥酒している花見客でいっぱいでした。
  3. 呑花臥酒するのは桜の下である必要はないよ、新緑のあの山でピクニックをしようよ。
  4. せっかくの連休だったけれども、遠くに行かずに呑花臥酒して近所でのんびり過ごしました。
  5. 長くつらい冬が終わり、ようやくきた春の到来を喜び呑花臥酒しました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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