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有無相生【うむそうせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
有無相生

【読み方】
うむそうせい

【意味】
有と無は、有があってこそ無があり、無があってこそ有があるという相対的な関係で存在すること。また、この世のものはすべて相対的な関係にあること。

【語源・由来】
「相生」は互いに生じ合うこと。もとは、人間の価値観は要するに相対的なものであって絶対的なものではないのに、それを絶対的なものと錯覚して、万物を勝手に歪曲して秩序立てている人間の愚かさと危うさを警告した『老子』の中の語。「有無相生ず」と訓読する。

【典拠・出典】
老子』「二章」

【類義語】
・音声相和(おんせいそうわ)
・高下相傾(こうげそうけい)
・前後相随(ぜんごそうずい)

有無相生(うむそうせい)の使い方

健太
もう!すごく腹が立つなあ。
ともこ
健太くんどうしたの?
健太
彼のお父さんが大企業の社長なんだけど、何かにつけて威張るんだ。
ともこ
有無相生、お金持ちもいれば貧乏人もいる、片方だけでは成り立たないのにね。心が醜い人は相手にしないほうが良いわよ。

有無相生(うむそうせい)の例文

  1. 有無相生、背の低い人がいるから、背の高い人がいるので自慢することではない。
  2. 有無相生、醜い人がいて、美しい人がいるから、うらやましく思う必要はない。
  3. 有無相生、ともこちゃんのような優等生がいるから、健太くんのような劣等性もいるので卑屈に思わなくていいのです。
  4. 有無相生、「高」あるところに「低」あり、自分の年収でマウンティングする人はおろかです。
  5. すべてが有無相生だと思えば、妬む気持ちが消えうせます。

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