【四字熟語】
不失正鵠
「正鵠を失わず」「正鵠を失せず」とも読む。
【読み方】
ふしつせいこく
「ふしつせいこう」と読むのは慣用読み。
【意味】
物事の重要な点を正確にとらえること。的をはずさず急所をつくこと。
【語源・由来】
「正鵠」は弓の的の真ん中の黒い星(図星)のことをいう。転じて、物事の要点・急所の意。
【典拠・出典】
『礼記』「射義」
不失正鵠(ふしつせいこく)の使い方
ともこちゃんの指摘は不失正鵠だね。確かにその通りだと思うよ。
不失正鵠なのに、何で先生たちは私の指摘に対して渋い顔をするのかしら。
先生たちには、白黒はっきりさせずにグレーのままにしておきたいこともあるんじゃないかな。
大人って面倒ね。
不失正鵠(ふしつせいこく)の例文
- ともこちゃんの説明は誰よりも不失正鵠でした。
- 不失正鵠な勉強方法で、無駄無く好成績をとることができます。
- 健太くんの指摘は不失正鵠ではなく。見当はずれなものでした。
- ともこちゃんの解釈は不失正鵠で、その場に居合わせたみんながうなずきました。
- 不失正鵠な発言をするともこちゃんは、生徒たちから尊敬され、先生からも感心されています。