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風岸孤峭【ふうがんこしょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
風岸孤峭

【読み方】
ふうがんこしょう

【意味】
いかめしくて厳しく、角立って人と融和しないために孤独なこと。

【語源・由来】
「風岸」は性質が角立って人と融和しないこと。「孤峭」は性質がけわしく世間から孤立すること。

【典拠・出典】
『続通鑑綱目』「二三」

風岸孤峭(ふうがんこしょう)の使い方

健太
あそこの家のおじいちゃんは風岸孤峭だよね。家族はいないようだし、このままだと孤独死してしまうよ。
ともこ
そうね。もう少し柔軟な性格だったら、近所の人は話しかけやすいのにね。
健太
あのおじいちゃんのお風呂に柔軟剤を入れてみようか。
ともこ
そんなことをしたら余計に頑なになるに決まっているじゃないの。

風岸孤峭(ふうがんこしょう)の例文

  1. 健太くんは風岸孤峭なので、クラスで浮いています。
  2. 今は丸くなったけれども、昔は風岸孤峭だったので、常に孤立していました。
  3. 風岸孤峭な健太くんは、いつも心に怒りを湛えているようです。
  4. ともこちゃんは、風岸孤峭だった私にしつこいほど声をかけてくれた唯一の人です。
  5. 風岸孤峭な健太くんに、チームワークを必要とするバスケットボールは向いていないんじゃないかな。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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