【四字熟語】
銜哀致誠
【読み方】
がんあいちせい
【意味】
哀切な気持ちと誠の心をささげて死者を弔うこと。「銜」は心に抱く意で、「銜哀」は哀しみを抱くこと、「致誠」は真心をささげる意。人の死を悼む時に用いる語。「哀を銜み誠を致す」とも読む。
【典拠・出典】
韓愈「祭十二郎文」
銜哀致誠(がんあいちせい)の使い方
お母さんが、昨日、ヒデキがこの世を去ってしまったって、ショックを受けていたよ。
ああ。あの世代の人にとっては、彼の死は、銜哀致誠を捧げたいものでしょうね。
母さんは、ショックでご飯が喉を通らなかったようだよ。
年をとっても多くの人に愛されるアイドルって幸せよね。
銜哀致誠(がんあいちせい)の例文
- 幽明異境となられた先生に、ただただ銜哀致誠を捧げるばかりであります。
- 急な友人の死に、悲しく切なく、銜哀致誠を捧げることもできないくらい取り乱してしまいました。
- 有名な歌手が病死し、たくさんのファンが墓所を訪れ、銜哀致誠を捧げました。
- 銜哀致誠を捧げるほどではないにしても、バイブレイヤーの彼が亡くなった時、ショックを受けました。
- 僕を一番かわいがってくれた祖母の死に際して、銜哀致誠を捧げました。