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神仏混淆【しんぶつこんこう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【四字熟語】
神仏混淆

「神仏混交」とも書く。

【読み方】
しんぶつこんこう

【意味】
神道と仏教をうまく融合し調和させること。

【語源・由来】
「混淆」は入り混じること。

【典拠・出典】

【類義語】
・神仏習合(しんぶつしゅうごう)
本地垂迹(ほんちすいじゃく)

【対義語】
・神仏分離(しんぶつぶんり)

神仏混淆(しんぶつこんこう)の使い方

健太
神仏混淆は奈良時代からあって、明治元年に神仏判然令が出されるまで続いていたんだよね。
ともこ
神仏分離の状態しかしらないから、なんだか不思議よね。
健太
そうだね。でも、クリスマスには協会に礼拝に行き、初詣は神社に、お葬式はお寺で行う日本人の風習を見ていたら、かつての神仏混淆の名残を垣間見ることができるじゃないの。
ともこ
確かにそうね。どの神様であろうとも、敬う気持ちが大事よね。

神仏混淆(しんぶつこんこう)の例文

  1. 仏教が日本に伝来し、神仏混淆、神社に神宮寺が建設され、神前読経が行われるようになったのが奈良時代のことです。
  2. 日本にはもともと八百万神がいると考えられてきたので、神仏混淆というように、外来の神様もすんなり受け入れることができました。
  3. 文明が進化している国は、独自の宗教を持っているという考えから、日本も固有の宗教を持つべきであるという声が上がり神仏混淆は廃止されました。
  4. 神仏混淆しているように、人間も肌の色が違っても、少し考え方に相違があっても、同じ人間同士うまく付き合っていけたらいいですよね。
  5. 大おばあちゃんは、神仏混淆していた時代の人なので、境内で読経をします。

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