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刖趾適屨【げっしてきく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
刖趾適屨

【読み方】
げっしてきく

【意味】
本末を取り違えて無理に物事行うこと。折合いを付けて無理に合わせること。目先のことにらわれて根本を考えないこと。

【語源・由来】
足が大きくて靴に入らないため、 先を切り落とし合わせるという意味から。「適屨」は履物の大きさが合うこと。

【典拠・出典】

【類義語】
削足適履(さくそくてきり)
・截趾適履(せっしてきり)

刖趾適屨(げっしてきく)の使い方

ともこ
お姉ちゃんが離婚して家に戻ってきたの。
健太
えっ。大恋愛の末に結婚したんでしょう?
ともこ
そうなの。でも刖趾適屨だったのよ。愛にとらわれて結婚したから、結婚は家同士のものだってことを考えていなかったようで、義理のお父さんたちとうまくいかなかったのよ。
健太
考え方が違う家同士が一つになるんだから、結婚って難しいよね。

刖趾適屨(げっしてきく)の例文

  1. 健康のために食事に気を使い始めたのに、気を使い過ぎて心が病み刖趾適屨になってしまいました。
  2. 服が好きだからデザイナーになったのに、仕事が忙しすぎて自分の服を選ぶ暇もないようでは刖趾適屨です。
  3. 料理研究家なのに、家ではレトルト料理ばかりだなんて刖趾適屨です。
  4. ダイエットのために自転車通勤を始めたのに、会社についたら間食三昧では刖趾適屨です。
  5. 店を続けるためには利益が大事で、楽しければいいじゃないかだなんて刖趾適屨です。

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