【四字熟語】
八万奈落
【読み方】
はちまんならく
【意味】
仏語。煩悩 (ぼんのう) のために受ける数多くの苦しみを、地獄にたとえていう語。
【典拠・出典】
『戦国策』「魏策」
八万奈落(はちまんならく)の使い方
ああー。まるで八万奈落をさまよっているようだ。苦しい。
除夜の鐘をついたら、煩悩が消えて楽になるかもしれないわよ。
そうだね。除夜の鐘をつきに行ってみるよ。
全ての煩悩から解放されるといいわね。
八万奈落(はちまんならく)の例文
- 煩悩の塊である健太くんは、八万奈落のごとき苦しみを味わっている。
- ともこちゃんは、一切の煩悩を捨て去ったので、八万奈落の苦しみがわからない。
- 煩悩を抱えている限り、生きている間は八万奈落の苦とともにあり、死してなお、地獄で苦しむ。
- 八万奈落から解放されるために、座禅を組みに行きました。
- 心を無にする事で、八万奈落から解き放たれる。