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宝鈿玉釵【ほうでんぎょくさい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
宝鈿玉釵

【読み方】
ほうでんぎょくさい

【意味】
美しいもののたとえ。珠玉や金銀で飾った美しいかんざしやこうがいのこと。

【語源・由来】
「鈿」はかんざし、造花のかんざし。「釵」は二股のかんざし。

【典拠・出典】
月瀬記勝』斎藤拙堂

宝鈿玉釵(ほうでんぎょくさい)の使い方

健太
ともこちゃん。きれいなかんざしを頭につけているね。
ともこ
宝鈿玉釵でしょう?おばあちゃんにもらったのよ。
健太
へえ。それをつけているとどこかのお城のお姫様のようだよ。
ともこ
まあ。お姫様だなんて。お世辞でもうれしいわ。

宝鈿玉釵(ほうでんぎょくさい)の例文

  1. ともこちゃんのシャープペンシルは特注品で、色とりどりの宝石で飾られ宝鈿玉釵でした。
  2. 健太くんのお母さんは宝鈿玉釵に目がないんです。
  3. 怪盗ルパンは宝鈿玉釵が大好きなので、大富豪のともこちゃんの家はよく狙われているようです。
  4. ロシアの皇帝が使っていたというインペリアル・イースター・エッグは宝鈿玉釵で、目を奪われてしまいました。
  5. 宝鈿玉釵は時代を超えても価値は変わらないし、その価値は永遠に理解されていくものです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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