【四字熟語】
風声鶴唳
【読み方】
ふうせいかくれい
【意味】
怖じ気づいていて、ささいなことにも恐れおののくことのたとえ。
【語源・由来】
「風声」は風の音。「鶴唳」は鶴の鳴く声。わずかな物音にもおびえるたとえ。
「鶴唳風声」ともいう。
【典拠・出典】
『晋書』「謝玄伝」
【類義語】
・影駭響震(えいがいきょうしん)
・疑心暗鬼(ぎしんあんき)
・草木皆兵(そうもくかいへい)
・杯弓蛇影(はいきゅうだえい)
・杯中蛇影(はいちゅうのだえい)
風声鶴唳(ふうせいかくれい)の使い方

おーい。健太くーん。どこにいるの?みんな心配しているわよ。

ともこちゃーん。ここだよ。

こんなところに隠れていたの?何でかくれんぼの途中で出てこなかったのよ。

隠れている途中に眠ってしまって、気が付いたら真っ暗だし、風声鶴唳の思いをしたよ。
風声鶴唳(ふうせいかくれい)の例文
- 風声鶴唳におびえていたら、キャンプなんかできないよ。
- 健太くんは、空手の優勝者なのに、風声鶴唳で逃げるような小心者です。
- 風声鶴唳に驚いて泥棒は逃げたようです。
- 風声鶴唳に驚くような人とはお化け屋敷に入れないな。
- 風声鶴唳にびっくりした健太くんは、ともこちゃんを置いて全速力で逃げました。