【四字熟語】
報本反始
【読み方】
ほうほんはんし
「本に報い始めに反る」とも読む。
日本漢字能力検定
5級【意味】
天地や祖先などの恩に報いること。
【語源・由来】
『礼記』「郊特性」より。「本」は、ここでは天地の意。「始」は、祖先の意。「本もとに報むくい始はじめに反かえる」と読み下す。人が天地や祖先など、存在の根本に感謝し報い、発生のはじめに思いをいたすということ。
報本反始(ほうほんはんし)の使い方

100年前には冷蔵庫も車もなかったんだよね。びっくりだよね。

そうよ。私たちのおじいちゃんの世代ががんばってくれたおかげで、こんなに恵まれた世の中になったのよ。

おじいちゃん世代のおかげだっていう報本反始の気持ちをわすれてはいけないね。

それは大事なことよね。
報本反始(ほうほんはんし)の例文
- 報本反始は、法律よりも何よりもまず守らなくてはいけない大事なことです。
- 祖先があきらめずに開墾したおかげでこの土地がある、報本反始の気持ちを忘れずにこの土地を守っていきたい。
- 常に報本反始の気持ちをもち、おごりたかぶることなく謙虚に生きていこう。
- 報本反始の気持ちがあれば、雨の日は嫌いなんて言わない、雨のおかげで私たちは豊かな水を享受できるのだから。
- お墓参りで先祖と語らい、報本反始の気持ちを新たにしました。