【四字熟語】
牛飲馬食
【読み方】
ぎゅういんばしょく
【意味】
むやみにたくさん飲食すること。
【語源由来】
牛が水を飲み、馬が草を食べるように際限なく飲み食いすること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・鯨飲馬食(げいいんばしょく)
・暴飲暴食(ぼういんぼうしょく)
・痛飲大食(つういんたいしょく)
牛よりも鯨の方が大きいことから、【牛飲馬食】よりも【鯨飲馬食】の方が量的に多いことを示します。
【暴飲暴食】は食べ過ぎ・飲み過ぎで体を壊すイメージがあります。
【暴飲暴食】は食べ過ぎ・飲み過ぎで体を壊すイメージがあります。
【英語訳】
・heavy eating and drinking
・drinking like a cow and eating like a horse
・gorging and swilling
牛飲馬食(ぎゅういんばしょく)の使い方
昨日のバーベキュー、楽しかったしおいしかったね!
自然の中で食べるとなんだかおいしいよね。
思い出すだけでまたよだれが! 家でも庭でバーベキューしようよ。
あなたの牛飲馬食ぶりを見たら、とても毎週末バーベキューなんてできないわ!お財布まで空にする勢いなんだもの。
牛飲馬食(ぎゅういんばしょく)の例文
- 荒くれた浪人達は牛飲馬食のごとく膳のものを平らげた。
- いいかげん、牛飲馬食にも飽きてきた。
- 小柄でかわいらしい女性だけに、その牛飲馬食ぶりは驚くべきものだった。
- その牛飲馬食ぶりに、すっかり圧倒されてしまった。
- あの牛飲馬食の様子では、ここ数日食事にもありつけなかったのだろう。
まとめ
牛の家畜化は紀元前6000年頃、馬の家畜化は紀元前4000年頃と言われています。そんな昔から牛馬が草をはみ、水を飲む様子を見て、人はその食べる量の多さに驚いていたのでしょう。
この四字熟語はその量の多さに加え、牛や馬のごとく黙々とずっと食べている様子を連想させます。食べる事に集中してたっぷり平らげる様子が目に浮かぶようです。