【四字熟語】
百孔千瘡
千孔百瘡(せんこうひゃくそう)、千瘡百孔(せんそうひゃっこう)とも書く。
【読み方】
ひゃっこうせんそう
【意味】
短所や欠点がたくさんあること。また、穴や傷だらけで破壊の状態がすさまじいこと。
【語源・由来】
「百孔」は百の穴、「千瘡」は千の傷。「百」も「千」も数が多いこと。
【典拠・出典】
韓愈「与孟簡尚書書」
【類義語】
・満身創痍(まんしんそうい)
・千孔百瘡(せんこうひゃくそう)
・千瘡百孔(せんそうひゃっこう)
百孔千瘡(ひゃっこうせんそう)の使い方
健太くんはうそつきで、テストはいつも0点で、楽することばかり考えているずるい人よね。
客観的に言われるとすごく駄目な人間だよね。
健太くんは欠点だらけ、まさに百孔千瘡よ。
心を入れ替えて反省するよ。
百孔千瘡(ひゃっこうせんそう)の例文
- ガス爆発が起こった現場は百孔千瘡で、爆発の大きさを物語っていました。
- ここは激しい銃撃戦があった場所なので、付近の建物は百孔千瘡でした。
- この企画は百孔千瘡、穴だらけで使い物にならないので考え直して再提出してください。
- 短所があれば長所もあるものだけど、健太くんは百孔千瘡で短所ばかりが目につきます。
- 新しい法律は百孔千瘡で、すぐに撤回されました。