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百依百順【ひゃくいひゃくじゅん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
百依百順

「百順百依」ともいう。

【読み方】
ひゃくいひゃくじゅん

【意味】
すべて人のいいなりになること。

【語源・由来】
「依」は頼る、のっとるという意味。「順」はさからわずに従うという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
唯唯諾諾(いいだくだく)
・百依百随(ひゃくいひゃくずい)

百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)の使い方

ともこ
健太くん。百依百順なままじゃ、空手家として伸びないわよ。
健太
僕はどうしても一流の空手家になりたいんだ。どうすればいいの?
ともこ
百依百順するのをやめて、もっと自分の頭で考えないと、空手家としての未来はないわよ。
健太
一流への道は厳しいものなんだね。

百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)の例文

  1. 健太くんは先輩に対して百依百順、決して逆らわないからこき使われています。
  2. 百依百順としていて何も言い返さないから、健太くんはなめられるのよ。
  3. お客様の前では百依百順です、なぜってお客様は神様だから。
  4. 令和は、妻が夫に百依百順としている時代ではない。
  5. 百依百順としている人間はほかの会社で働けばいい、この会社が欲している人間ではないんです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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