異国情緒の意味(類義語)
【四字熟語】
異国情緒
【読み方】
いこくじょうちょ
「いこくじょうしょ」とも読む。
【意味】
いかにも外国らしい風物がかもし出す雰囲気や気分のこと。エキゾチシズム。
ほー、それって「自分の国とちゃうところに行って、新鮮な気持ちやワクワクする気分を味わう」ってことやな。
遠くの国の色んなもんに触れて、すっかりその国の雰囲気に浸るんやね。
まるで、異なる世界に飛び込んだ感じで、ワオってなるやつやん!
遠くの国の色んなもんに触れて、すっかりその国の雰囲気に浸るんやね。
まるで、異なる世界に飛び込んだ感じで、ワオってなるやつやん!
【典拠・出典】
-
【類義語】
・異国情調(いこくじょうちょう)
異国情緒(いこくじょうちょ)の解説
カンタン!解説
「異国情緒」ってのはね、外国っぽい、わが国とは違う特別な雰囲気や感じを指す言葉なんだよ。たとえば、日本人が初めてイタリアに行って、そこの町並みや料理を見て、ああ、これって本当に外国っぽいな~って感じること。そんな感じを「異国情緒」というんだ。
言葉の中の「情緒」って部分は、その場所や物のまわりの雰囲気や感じって意味なんだ。つまり、外国の町や物に触れたときに感じる、その独特な雰囲気や気分を「異国情緒」と言うわけ。
例えば、異国の市場を歩きながら「異国情緒を味わう」って言うと、その場所の外国っぽさを楽しんでいるってことになるんだよ。
異国情緒(いこくじょうちょ)の使い方
神奈川県には、米軍基地があって、異国情緒溢れる県として有名だよね。
そうね。さらに、日本三大中華街の一つが神奈川県にあるしね。国際色豊かよね。
東京からも近くて人気がある県だよね。
そうね。いつか住んでみたいわ。
異国情緒(いこくじょうちょ)の例文
- 初めてみる首里城は異国情緒にあふれていて、その色彩の鮮やかさにとても感動しました。
- 先日旅行でいった神戸は、異国情緒豊かな港町で、のんびりすることができました。
- 長崎は、国内唯一の江戸幕府公認の国際貿易港・出島を持つ港町だったので、異国情緒に満ちた港町として有名です。
- 校長室には立派なペルシャ絨毯が敷いてあったせいか、異国情緒が漂っていました。
- イタリア人の奥さんの手料理は、イタリア直送の材料を使い、現地のレシピで作られているので、異国情緒あふれるものでした。
異国情緒の文学作品などの用例
- 長崎は、鶴が飛翔するに似た、といわれた地形の、異国情緒ゆたかな湊であった。<柴田錬三郎・曲者時代>
- 殊にフラネル、綿フラネルの、当時なほイギリス風の趣味を伝へた縞柄には、今の言葉でいふと、異国情緒を感じたものであつた。〈木下杢太郎・本の装釘〉
例えば、遠くの国の街並みや音楽に触れることで、新しい世界を感じるという意味が込められているんだよ。