【四字熟語】
一朝之忿
【読み方】
いっちょうのいかり
【意味】
一時的な怒りをいう。
【語源・由来】
「一朝」はわずかな間。一時的の意。「忿」は、怒り、憤怒のこと。
【典拠・出典】
『論語』「顔淵」
一朝之忿(いっちょうのいかり)の使い方

あー。腹が立つなあ。あんな性格が悪い子は、クラスからいなくなればいいのに。

一朝之忿で、友達に対してそんなことを口にしてはいけないわ。後で悔やむことになっても取り返しがつかないわよ。

うーん。じゃあ、ニ、三日風邪で休んでくれればいいのになあ。

そうしたら、健太くんが友達の家にお見舞いに行って、仲直りをすればいいわね。
一朝之忿(いっちょうのいかり)の例文
- 一朝之忿を押さえることが出来ない人間に、徳を高めることはできません。
- 一朝之忿に我を忘れてしまいました。
- ともこちゃんの笑顔を見ると、一朝之忿なんて吹き飛びます。
- 子供たちには悪気がないと思うので、一朝之忿を押さえて、冷静に子供の言い分を聞くようにしています。
- 聞き分けの無い、やんちゃな生徒が多いので、一朝之忿に、我を忘れることがしばしばあります。