一觴一詠の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一觴一詠
一詠一觴(いちえいいっしょう)ともいう。
【読み方】
いっしょういちえい
【意味】
酒を飲みながら詩を歌って、風流に楽しむこと。
ほー、それって「酒を飲みつつ、詩を歌って、おしゃれに楽しむ」って感じやな。
ちょっと大人っぽいひとときやん。
お酒をちょっと飲んで、気分を上げて、詩を歌うのがトレンドやった時代もあったんやな。
これは、「上品に楽しむ方法」を示す言葉やで。
ちょっと大人っぽいひとときやん。
お酒をちょっと飲んで、気分を上げて、詩を歌うのがトレンドやった時代もあったんやな。
これは、「上品に楽しむ方法」を示す言葉やで。
【語源・由来】
一觴一詠の「一觴」とは一つの盃のこと、「一詠」は詩を作り、詩を歌うこと。ひとさかずきの酒を飲み、一つの詩を歌うという意味から。
【典拠・出典】
王羲之「蘭亭集序」
【類義語】
・一詠一觴(いちえいいっしょう)
【英語訳】
enjoy a drink and a song
英語例文
私はいつも田舎で一觴一詠で過ごす人生に憧れている。
I dream to have a life in the country side enjoying a drink and a song.
私はいつも田舎で一觴一詠で過ごす人生に憧れている。
I dream to have a life in the country side enjoying a drink and a song.
一觴一詠(いっしょういちえい)の解説
カンタン!解説
「一觴一詠」というのは、ちょっとオシャレな楽しみ方を表すんだよ。要は、酒を飲みながら詩を歌ったり、詩を作ったりすること。考えてみて、友達と集まって、みんなでひとさかずきの酒を飲んで、心の中で思っていることや感じたことを詩で表現するんだ。すごくカッコいいよね?
「觴」っていうのは、日本語で言うところの「さかずき」。つまり、酒を飲むためのカップみたいなものだよ。「詠」は、詩を作ったり、歌ったりすることを指すんだ。
ちなみに、「一詠一觴」と逆に言うこともあるよ。元々のこの言葉の出どころは、王羲之という人が書いた「蘭亭集序」という作品から来ているんだ。彼は昔の中国の大物で、とっても有名な書家としても知られているんだよ。
一觴一詠(いっしょういちえい)の使い方
あと1週間で仕事納めだね、もう健太くんともお別れだね。寂しくなるな。何年働いたんだっけ?
もう5年になるね。僕もさみしいよ、あと1週間で終わりなんてなんか全然実感しないけどね。
辞めた後はどうするの?もう計画はできてるの?
とりあえずはゆっくりしたいな。計画はまだ漠然としてるけどね、とりあえず田舎の方にいって一觴一詠な生活がしたいんだ。
一觴一詠(いっしょういちえい)の例文
- 私が歳をとったら、一觴一詠を楽しみ人生を送れるような生き方ができるようになりたい。
- この仕事がうまくいけば莫大なお金が入る。そうしたら、どこかの国の田舎に移り、毎日を静かに暮らし一觴一詠を楽しめるような生き方がしたい。
- 私の祖父は風流を楽しむ人だった。いつも笑って冗談を話してくれた、特にお酒と詩が好きな人で、いつも一觴一詠を楽しんでいた。最近では彼のような人は少ないだろう。
- 社会人となり毎日がとても忙しい、たまの休みくらい仕事のことは忘れて何も考えず家でゆっくりと一觴一詠をして過ごしたい。
- 友達と酒を飲み、詩を歌いあって過ごしたあの頃が懐かしい。今では一觴一詠を一緒に楽しんでくれる友達もいなくなってしまった。
一杯の酒を飲んで、一つの詩を歌う、という姿から来ているんだ。