一労永逸の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
一労永逸
【読み方】
いちろうえいいつ
【意味】
一度苦労すれば、長くその利を得られること。また、わずかの苦労で多くの安楽が得られること。
あー、それは「最初にちょっと頑張れば、あとはラクチンやねんな」ってことやな!
最初の一歩が大変でも、それを乗り越えたらもうずっと楽ができるんやな。
これは、「頑張ったらその後は報われるよ」というモチベーションになる言葉やで。
最初の一歩が大変でも、それを乗り越えたらもうずっと楽ができるんやな。
これは、「頑張ったらその後は報われるよ」というモチベーションになる言葉やで。
【語源・由来】
「一(ひと)たび労(ろう)して永(なが)く逸(やす)んず」と訓読します。
【典拠・出典】
『文選(もんぜん)』班固(はんこ)「封燕然山銘」
【類義語】
・一労久逸(いちろうきゅういつ)
・暫労永逸(ざんろうえいいつ)
・先難後獲(せんなんこうかく)
一労永逸(いちろうえいいつ)の解説
カンタン!解説
「一労永逸」っていうのは、一度頑張れば、その後ずっとラクになれる、という意味だよ。考え方としては、「今、少しだけ頑張って大変なことをしても、その後はずっと楽しくて気楽に過ごせるよ」ってこと。
「一労」とは、一回だけの努力や、ちょっとした努力のこと。「永」とは、ずっと長い間、って意味だよ。「逸」ってのは、楽しくて、優しい生活のことを表しているんだ。
だから、「一労永逸」とは、今だけ頑張れば、その後はずっと楽ちんに過ごせるよ、ってこと。出典としては、『文選』という本に「一労久逸」という形で書かれているんだよ。それは、「一回頑張れば、その後はずっと楽できる」っていう意味になるんだ。
簡単に言えば、「今、ちょっとだけ大変でも、その後はずーっと楽しく過ごせるよ」ってことだね。
一労永逸(いちろうえいいつ)の使い方
確か有名私立校に進学するんでしょ。
受験勉強がんばっている?
受験勉強がんばっている?
今はものすごく勉強しているよ。
月曜から金曜までほぼ毎日塾に通っているし、実は土曜と日曜も家庭教師と勉強しているんだ。
月曜から金曜までほぼ毎日塾に通っているし、実は土曜と日曜も家庭教師と勉強しているんだ。
すごいね!
でも、半年後合格できれば、一労永逸だもんね!
でも、半年後合格できれば、一労永逸だもんね!
うん、友達と遊ぶ時間はないけど、あと半年なんとか頑張るよ!
一労永逸(いちろうえいいつ)の例文
- この耐え忍んだ10年間、一労永逸の姿勢が今の地位を築いたのは間違いない。
- 一労永逸を願って様々な努力を継続し続けているが、いまだ皆が十分な対価を還元できているとは言い難い状況です。
- これを乗り越えれば一労永逸だと信じ、全社一丸となって寝る間も惜しみ必死に働きました。
- いま若いうちに苦労し、失敗し、チャレンジすることで経験し、自らの本当の力を身につけることで、その後一労永逸できると思うよ。
- 全くのゼロから作りあげていく力や知恵・発想力・自然の中で考え生き抜く力など全てが重なり、一労永逸の様に感じられている。
- お墓を購入することは家や自動車を買うのと同じように、大金を叩いて購入したとしても、一労永逸というわけではなく、定期的に管理費を支払う必要があります。
ちょっとした苦労を乗り越えるだけで、その後は長く安心して生活できるということを伝えているんだ。