【四字熟語】
一日之長
【読み方】
いちじつのちょう
「いちにちのちょう」とも読む。
日本漢字能力検定
準1級【意味】
一日早く生まれた意。少し年長であること。転じて、ほんの少し経験があり、技能などが他よりわずかにすぐれていること。自分の経験・能力・技能などを謙遜していう語。
【語源・由来】
「論語」先進より。
一日之長(いちじつのちょう)の使い方

健太くん。さすがね。キャンプで火をおこすのが上手よね。

一日之長だよ。たいしたことじゃないよ。少しだけ人より多くキャンプの経験が多いだけだよ。

そんなことないわよ。すごいことよ。災害が起きた時には頼りになる存在だと思うわ。

そうかなあ。災害は起こってほしくないけれども、もしもの時は困っている人を助けられるように頑張るよ。
一日之長(いちじつのちょう)の例文
- 一日之長、大したことはない、君より一か月先に習い始めたから上手に見えるだけだよ。
- 一日之長、この教室に来る前にも少しピアノを習っていただけで、そんなに褒められるようなものではありません。
- 一日之長、全くの初心者というわけではないので、少しできるだけで、すごくはないです。
- 一日之長、趣味でやっていたことがあるだけなので、皆さんには及びません。
- 一日之長、兄が習っていたのを真似していたことがあっただけで、少しできるだけです。