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一日之長【いちじつのちょう】の意味と使い方や例文(出典)

一日之長

一日之長の意味(出典)

意味

【四字熟語】
一日之長

【読み方】
いちじつのちょう

「いちにちのちょう」とも読む。

【意味】
一日早く生まれた意。少し年長であること。転じて、ほんの少し経験があり、技能などが他よりわずかにすぐれていること。自分の経験・能力・技能などを謙遜していう語。

四字熟語の博士
「一日之長」という四字熟語は、ちょっとだけ早く生まれたことから来ているんだよ。
それによって、他の人より少し経験や知識が多いという意味になっている。
助手ねこ
あー、それって、「ちょっとだけ先に生まれて、だからちょっとだけ得意技や知ってることが多い」ってことやな。
みたいな感じで、ちょっぴり先輩気取りで「ほんのちょっとだけ経験が多いんやで」と自慢する時に使う言葉やな!

【典拠・出典】
論語』「先進」

一日之長(いちじつのちょう)の解説

カンタン!解説
解説

「一日之長」って言葉、実は「一日早く生まれた」って意味なんだよ。つまり、ちょっとだけ年上のことを指す言葉なんだ。でも、この言葉は、ただの年の差だけじゃなくて、ちょっとだけ経験や技能があるって意味でも使われるよ。

たとえば、あることをちょっとだけ上手くできる人が、自分の能力を控えめに言うときに使うこともあるんだ。「日」という字は、「にち」と読むこともあるよ。

この「一日之長」という言葉、実は昔の本『論語ろんご』から来ているんだ。その中に、「私がちょっとだけお前たちより年上だからって、遠慮しないでくれ」っていう意味の文があって、それがこの言葉の元になっているんだよ。

一日之長(いちじつのちょう)の使い方

ともこ
健太くん。さすがね。キャンプで火をおこすのが上手よね。
健太
一日之長だよ。たいしたことじゃないよ。少しだけ人より多くキャンプの経験が多いだけだよ。
ともこ
そんなことないわよ。すごいことよ。災害が起きた時には頼りになる存在だと思うわ。
健太
そうかなあ。災害は起こってほしくないけれども、もしもの時は困っている人を助けられるように頑張るよ。

一日之長(いちじつのちょう)の例文

例文
  1. 一日之長、大したことはない、君より一か月先に習い始めたから上手に見えるだけだよ。
  2. 一日之長、この教室に来る前にも少しピアノを習っていただけで、そんなに褒められるようなものではありません。
  3. 一日之長、全くの初心者というわけではないので、少しできるだけで、すごくはないです。
  4. 一日之長、趣味でやっていたことがあるだけなので、皆さんには及びません。
  5. 一日之長、兄が習っていたのを真似していたことがあっただけで、少しできるだけです。

一日之長の文学作品などの用例

  1. 男女関係に一日の長ある年上の女として相当の注意を与えて遣りたい。<夏目漱石明暗>
  2. 勿論文辞に於ては寂心に一日の長があり、法悟に於ては源信に数歩の先んずるものが有ったろうが、〈幸田露伴連環記

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