【四字熟語】
金剛不壊
【読み方】
こんごうふえ
【意味】
きわめて堅く、決して壊れないこと。
または、非常に意志がかたく、決して変えないこと。
【語源・由来】
「金剛」とは金石の中で最も硬いもの、金剛石(ダイヤモンド)のように堅固で容易に壊れないことから、転じて、きわめて堅固な意味です。
「金剛」は本来仏教語で仏の身体についていった言葉です。
「不壊」は堅く壊れないことの意味です。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・金剛堅固(こんごうけんご)
・不壊金剛(ふえこんごう)
・金城鉄壁(きんじょうてっぺき)
・金城湯池(きんじょうとうち)
・堅牢堅固(けんろうけんご)
・難攻不落(なんこうふらく)
・要害堅固(ようがいけんご)
【英語訳】
firm and solid
sturdy and indestructible
unshakable
adamantine
金剛不壊(こんごうふえ)の使い方
水泳部の斎藤君、ついに全国大会に出場することが決まったらしいよ。
すごいよね、3歳の時から水泳を習っていて、朝の練習も含めて、ほぼ毎日水泳教室に通っているらしいよ。
まさに金剛不壊の信念だね。
将来オリンピックで金メダルを取るって言っているし、応援したいね!
金剛不壊(こんごうふえ)の例文
- 金剛不壊の信仰心で決して改宗はしないと決意している。
- どんなに傷を負っても金剛不壊のからだだと言われている。
- たとえ金剛不壊の肉体と精神を有している人物だとしても完ぺきではない。
- ついに金剛不壊の信念を貫き、多くの民を助けた。
- あいつは金剛不壊だ。どんな敵にも負けない。
まとめ
「金剛」といえば、日本で一番歴史のある会社が大阪にある「金剛組」という会社です。神社・お寺などの設計やお城の修復などを手がける会社ですが、578 年創業、1000年以上の歴史をもつ会社で、日本だけでなく世界でも一番長い歴史をもつ会社だといわれています。まさに金剛のような強固な理念をもつ会社なのかもしれませんね。