【四字熟語】
意到筆随
【読み方】
いとうひつずい
【意味】
詩文などをつくるのに、心のまますらすらとつくれること。「意至りて筆随う」とも読む。
【典拠・出典】
『春渚紀聞』「東坡事実・文章快意」
【類義語】
・意到心髄(いとうしんずい)
意到筆随(いとうひつずい)の使い方
ともこちゃん。作文の宿題は終わった?
ええ終わったわよ。どうしてもこの人の事を書きたいって思った人が居たから、意到筆随、すぐに終わったわ。
僕はまだ終わらないんだよー。書きたい人かあ。空手の先生について書こうかな。
良いんじゃないかしら。いつもお世話になっているし、意到筆随、書き始めたらすらすら筆が進むんじゃないかしら。
意到筆随(いとうひつずい)の例文
- 意到筆随、あまり産みの苦しみを味わずに済んだ作品でした。
- 書き始めると、主人公が頭の中で勝手に動いてくれて、意到筆随でした。
- 毎日原稿用紙五枚分と決めて、意到筆随、一年を掛けて書きあげました。
- 医療小説を書く海堂尊氏は、速筆で、意到筆随です。
- 本当に感動した瞬間、意到筆随、頭の中で俳句がひらめきました。