開口一番の意味(語源由来・英語訳)
【四字熟語】
開口一番
【読み方】
かいこういちばん
【意味】
話を始めるやいなや。口を開いてすぐに。
「開口一番」は、話を始めた直後、すなわち口を開いた瞬間に何かを言うという意味があるんだよ。
つまり、「話し始めてすぐに何かを言う」ってことやな。口を開くや否や、何かを言い出すんや。
これは、「初めて話すときの重要性」を教えてくれる言葉やな。
これは、「初めて話すときの重要性」を教えてくれる言葉やな。
【語源由来】
「開口」口を開くこと、話し始めること。口を開いて話し始めた一番最初に
【典拠・出典】
-
【英語訳】
open a speech with
例文
He opened his speech with an attack against the incompetency of the Government.
開口一番、彼は政府の無能さを攻撃した。
He opened his speech with an attack against the incompetency of the Government.
開口一番、彼は政府の無能さを攻撃した。
開口一番(かいこういちばん)の解説
カンタン!解説
「開口一番」は、文字通り「口を開けた瞬間、一番最初に言うこと」を指す四字熟語。これは会話やスピーチ、ディスカッションなどを始める際の最初の言葉を指すよ。この四字熟語は、その人の意図や思考、感情などを強く反映するため、特に重要な意味を持つことがあるんだ。
例えば、友達に会ったとき、最初に何を言うかでその日のあなたの気分や状態が伝わる。「開口一番、天気の話をした」だと、気軽な雰囲気を伝えることができるよ。逆に、「開口一番、仕事の愚痴を言った」だと、その日はストレスが溜まっていることが伝わる。
同様に、ビジネスの場では、会議やプレゼンテーションの「開口一番」は非常に重要。最初に何を言うかで、その後の議論の進行方向を大きく左右することがあるんだよ。
このように、「開口一番」は、人々が会話を始めるときに出す最初の言葉で、その人の思考や感情、状況などを示す重要な指標となる。最初の一言は、その後の会話の雰囲気や方向性を決定するため、よく考えて話し始めることが重要だね。
開口一番(かいこういちばん)の使い方
なんか騒がしいわね。あそこのカウンターで揉めてるようだけど。
厄介なお客が来たみたいだよ。ものすごい形相でやって来て、開口一番「ばかやろー!」って怒鳴ったらしい。
何か不手際があったの?
いや、なんだか訳わらないことを喚き散らして暴れてるみたいだ。この暑さでおかしくなっちゃったのかね。なんにせよ傍迷惑な奴だよ。
開口一番(かいこういちばん)の例文
- 全くあの子ときたら、学校から帰るなり開口一番「腹減った!」だもの。成長期だしお腹が空くのはわかるけど、家に帰ったらまずは「ただいま」じゃないの?って何度も言ってるんだけどダメね、全然直らないわ。
- 政界を騒がした不正事件で、疑惑の大臣の記者会見が行われた。緊張の面持ちで現れた大臣に一斉にカメラのフラッシュが焚かれる。集まった多くの記者たちは、大臣の口から開口一番どんな言葉が発せられるのか固唾を飲んで見守った。
- ミスをして取引先に迷惑をかけてしまった。必死に穴埋めはしたが迷惑をかけたことには違いない。上司共々謝罪に出向いて平身低頭謝った。気まずい沈黙の後、当然叱責されることを覚悟していた我々に、相手は開口一番「そちらも大変でしたね」とねぎらいの言葉をかけてくれた。その相手を思いやる余裕のある態度に、感謝と共に尊敬の気持ちが湧いた。