著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

膾炙人口【かいしゃじんこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
膾炙人口

【読み方】
かいしゃじんこう

「かいせきじんこう」とも読む。

【意味】
広く世間の評判となり、もてはやされていること。

【語源・由来】
「膾」はなますで、生の肉を細かく刻んだもの。「炙」はあぶり肉のこと。どちらも誰の口にもあって好まれることからいう。

【典拠・出典】
林嵩「周朴詩集序」

【類義語】
人口膾炙(じんこうかいしゃ)

膾炙人口(かいしゃじんこう)の使い方

ともこ
あのケーキ屋さん、知る人ぞ知る名店だったけれども、テレビに出てから膾炙人口するようになったわね。
健太
そうだね。テレビの力ってすごいよね。
ともこ
これだけの影響力があるんだから、テレビで適当なことは言えないわね。
健太
テレビを製作する人たちは大変だね。

膾炙人口(かいしゃじんこう)の例文

  1. この店のパンケーキがインスタ映えするという噂がひろまり、膾炙人口するようになりました。
  2. この小説は、本屋大賞をとってから、膾炙人口しました。
  3. 三つ子の魂百までは、知らない人はいないと言っていいほど膾炙人口していることわざです。
  4. 今、最も膾炙人口している歌手が目の前で歌っています。
  5. その店は、膾炙人口していて予約がないと入ることが出来ません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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