【四字熟語】
花紅柳緑
【読み方】
かこうりゅうりょく
【意味】
春の景色の美しいこと。色とりどりの華やかな装いや、あでやかで鮮やかな装いの形容。
【語源由来】
仏教では、花が赤く、柳が緑であるという、ありのままの姿が悟りの境地であるという。「花は紅、柳は緑」という意味。
【典拠・出典】
『東坡禅喜集』
【類義語】
・柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
・柳暗花明(りゅうあんかめい)
【英語訳】
red blossoms and green willows.
beautiful scenery of spring;natural beauty.
beauty of nature.
花紅柳緑(かこうりゅうりょく)の使い方
春になると、暖かくて気持ちがいいね。
公園へ、一緒にお散歩しましょうよ。
そうだね。花がたくさん咲いていて、青々と茂る緑もキレイだね。
花紅柳緑の景色を愛でることができるなんて、穏やかで幸せなことね。
花紅柳緑(かこうりゅうりょく)の例文
- 花紅柳緑の景色を眺めることは、至福のひとときだと思う。追われるような日々の生活を忘れられるようだ。
- 美しい景色はたくさんあるけれど、花紅柳緑に敵うものはないと思うわ。いつまでも、眺めていたいものね。
- 花紅柳緑を愛でることは、春の楽しみのひとつだ。この美しさに心が洗われるような気持になる。
- 昔から変わらないもののひとつに、花紅柳緑というものがあるのではないだろうか。これからもずっと変わらないように、守り続けたいものだ。
まとめ
花紅柳緑というように、春の美しい景色というものは、とても素晴らしいものではないでしょうか。
特に、人の手が加えられていない自然や色には、心を奪われるような美しさがありますね。
春の美しい景色をゆっくり楽しむことで、心を豊かにしたいものですね。