【四字熟語】
鶴立企佇
【読み方】
かくりつきちょ
【意味】
待ち遠しく思うこと。待ち望むこと。首を長くして待つ。
【語源・由来】
鶴が立っている姿のように首を伸ばし、つま先立って待ち望むという意味から。
鶴立企佇の「企」はつま先立つ、かかとをあげるということ。「佇」はたたずむ、待ち望むという意味。
略して「鶴企」、「鶴首」「鶴望」ともいう。
【典拠・出典】
『魏志』陳思王植伝
【類義語】
・延頸鶴望(えんけいかくぼう)
・延頸挙踵(えんけいきょしょう)
・延頸企踵(えんけいきしょう)
・翹首企足(ぎょうしゅきそく)
【英語訳】
wait eagerly
英語例文
久しぶりに会う兄を鶴立企佇して待った。
I waited so eagerly for my brother who I haven’t seen for a while.
久しぶりに会う兄を鶴立企佇して待った。
I waited so eagerly for my brother who I haven’t seen for a while.
鶴立企佇(かくりつきちょ)の使い方
ともこちゃん、今日だよね!?今日、大学の合格通知が届く日だよね!楽しみでしょ!!
全然楽しみじゃないよー!緊張しすぎて昨日から眠れなかったの。ずっと今日が来るのを鶴立企佇して待ってたのに、実際今日になるとすごく不安になるなんて。
ともこちゃんなら大丈夫だって!絶対合格してるはずだよ!楽しみに通知が来るのを待とうよ!
そうだといいんだけど。。。あ、誰か来たみたい。届いたかしら!怖いよー
鶴立企佇(かくりつきちょ)の例文
- 子供が留学に行くのはとても喜ばしいことだ。彼のためにも絶対に海外に行った方がいいとは思っていたが、早く帰って来てほしい。私は彼が行ってからずっと彼の帰りを鶴立企佇して待っている。
- とうとう私が部長になる時がきた。新卒で入社してからずっとこの部署を変えたいと思ってきた私の願いが叶うのだ。今まで嫌なこともあったが、鶴立企佇して待ったかいがあった。
- 彼女と離れて暮らすのはとても辛いが、彼女がしたいことなのだから仕方がない。今の僕にできるのは彼女からの手紙の返事を鶴立企佇して待つことだけだ。