【四字熟語】
天涯孤独
【読み方】
てんがいこどく
日本漢字能力検定
2級【意味】
身寄りがひとりもなくて、ひとりぼっちのこと。
まら、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすこと。
【語源・由来】
「天涯(てんがい)」とは、空の果てということ。また、非常に遠いということ。
「孤独(こどく)」とは、ひとりぼっちであること。
【類義語】
・鰥寡孤独(かんかこどく)
【英語訳】
purdah
solitude
solitariness
loneliness
天涯孤独(てんがいこどく)の使い方

ともこちゃん、どうして泣いているの?

この本は、天涯孤独で過ごした人の一生の物語なの。読み終えたけれど、さみしくてつらくて涙がとまらないわ。

一生ひとりぼっちだったなんて、とてもさみしかっただろうね。

私は、家族や友達を大切にしようと思うわ。
天涯孤独(てんがいこどく)の例文
- 彼は幼い頃に父を亡くし、母親と二人で暮らしていたけれど、先日母親も亡くなってしまったらしい。親戚とも疎遠になっていると話していたから、とうとう天涯孤独になってしまったようだ。
- 彼女は天涯孤独の身で、友人もいないようだから、ひっそりと暮らしているらしい。
- 天涯孤独だからといって、自棄になってはいけないよ。周りの人を大切にすることから始めてみないかい。
- 彼は天涯孤独だから、一人には慣れていると笑っていたけれど、とてもさみしそうに見えた。
- 戦いを終えて故郷に戻ったけれど、家族はみんな亡くなっていて、ぼくは天涯孤独となった。
まとめ
天涯孤独というように、身寄りがひとりもなくてひとりぼっちになってしまうことは、とてもさみしいことではないでしょうか。
家族や親戚と疎遠になってしまったり、亡くしてしまったりすることがあるかもしれません。
しかし、友人や身近な人を大切にすることで、人との繋がりは生まれるのではないでしょうか。