活溌溌地の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
活溌溌地
【読み方】
かっぱつはっち
「かつはつはつち」とも読む。
【意味】
生き生きと活動すること。意気盛んで、何の心配事もないこと。
そやな。それはつまり、「めっちゃ元気で、パワー満点」ってことやな。
生き生きとして、ほとばしるような活力を感じさせるんやな。
これは、「元気いっぱい、力強く生きる姿」を描いた言葉やな。
生き生きとして、ほとばしるような活力を感じさせるんやな。
これは、「元気いっぱい、力強く生きる姿」を描いた言葉やな。
【語源・由来】
「溌溌」は魚が勢いよく水の上にはねること。
【典拠・出典】
『中庸章句』「一二章」
【類義語】
・活発婉麗(かっぱつえんれい)
・活気横溢(かっきおういつ)
・活火激発(かっかげきはつ)
活溌溌地(かっぱつはっち)の解説
カンタン!解説
「活溌溌地」っていうのは、すごく元気で、生き生きとしている様子を表すんだよ。「活溌溌」は、魚が元気いっぱいにジャンプする様子を表しているんだ。元気があって、とっても活発な感じさ。
この「地」っていうのは、特別な役割を持っていて、それが「活溌溌」の様子を強調しているんだよ。ちなみに、「かっぱつぱっち」や「かつはつはっち」って読むこともあるんだよ。
「活撥撥地」っていう書き方もあるんだけど、どっちも同じ意味だよ。
この言葉の元は、『中庸章句』っていう古い本に出てくるんだよ。どういう風に使うかっていうと、例えば、「彼は活溌溌地と走り回った」っていう感じで、とっても元気いっぱいに動き回る様子を表すんだよ。
活溌溌地(かっぱつはっち)の使い方
いよいよ野球の地区予選大会が始まったわね
うん、今年こそ全国大会まで勝ち進むぞ!って、チーム全体が盛り上がってるよ
みんな活溌溌地なのね、その意気よ
練習にも力が入って、やる気満々だよ
活溌溌地(かっぱつはっち)の例文
- うちの高校の野球部は、これまで弱小チームで、県予選でも初戦敗退を続けていたが今年は違う。県大会の決勝まで勝ち進んで明日はいよいよ甲子園をかけた戦いだ。学校中が活溌溌地で応援している。
- うちの妹は幼いころからおてんばで、とても元気の良い娘だった。高校生になった今でも変わらず勉強にも部活動にも活溌溌地で取り組んでいる。
- ぼくはこれまでのテストの成績が学年100位に入ったこともなかったが、塾を変えてからどんどん成績が良くなって、次のテストでは100位位内に入れるかもしれない。勉強にも活溌溌地で取り組めるようになってきた。
- 私がつきあっている彼は、何事にも意欲をもって取り組む活溌溌地な人で、凹むことがあるときは、いつも彼から元気をもらっている。
- 今まで全国大会はおろか、県内の大会でも最下位を続けていた我が校のバレー部だが、監督が変わってから活溌溌地になり、ついに全国大会に出場するまでになった。
活溌溌地の文学作品などの用例
- 幸徳等は死ぬる所か活溌溌地に生きている。<徳富蘆花・自然と人生>
非常に活気に満ちて、元気に行動する様子を指すんだ。