著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

禾黍油油【かしょゆうゆう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
禾黍油油

禾黍油々とも書く

【読み方】
かしょゆうゆう

【意味】
物が勢いよくみごとに生長するさま。「油油」は草などがつやつやとして勢いがよいさまをいう。

【語源・由来】
「禾」は稲、「黍」はキビのこと。

【典拠・出典】
史記』「宋世家」

禾黍油油(かしょゆうゆう)の使い方

ともこ
春にみんなで植えた稲が、禾黍油油、すくすく育っているわよ。
健太
へえ。それは見に行かないといけないね。
ともこ
ええ。台風にも負けないんじゃないかっていう位たくましく育っているわよ。
健太
むふふ。秋の収穫が楽しみだなあ。真っ白なご飯に梅干し。最高だね。

禾黍油油(かしょゆうゆう)の例文

  1. かつて私の家があったところは、今は何もなく、禾黍油油、植物が生い茂っていました。
  2. バケツで稲を育てられると聞き、試しにやってみたところ、禾黍油油、元気に育って、このままいけばお米が収穫できそうです。
  3. 今年は天候に恵まれ、禾黍油油、稲が順調に育ちました。
  4. 禾黍油油、稲がこのまますくすく育ってくれたら、今年は豊作は間違いないでしょう。
  5. 彼女が植えると、不思議なことに何も手を掛けていなくても、禾黍油油、植物は生い茂るように成長します。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。