【四字熟語】
軽薄短小
【読み方】
けいはくたんしょう
【意味】
軽くて薄く、短く小さいこと。
また、内容が薄っぺらくて中身がないことのたとえ。
【語源・由来】
1980年代頃、電化製品などが小型軽量化したことを表した言葉。
また、社会の風潮を揶揄することにも使われてる。
【典拠・出典】
-
【対義語】
・重厚長大(じゅうこうちょうだい)
軽薄短小(けいはくたんしょう)の使い方
昔は、携帯電話があんなに重くて大きかったなんて、ともこちゃんは知っていたかい。
初めて知ったわ。もっと昔は、携帯電話なんてなかったんでしょう。
今は考えられないことだよね。
そうね。軽薄短小が進んで、本当に良かったと思うわ。
軽薄短小(けいはくたんしょう)の例文
- 日本の産業は、軽薄短小化が進んだことで、大きく発展したのではないだろうか。
- 叔父は、軽薄短小な時代だと嘲笑していたけれど、今の世の中も捨てたものではないと思う。
- 特に電化製品は、軽薄短小したことで、とても便利になった。
- 重厚長大から、軽薄短小へと移り変わっている、激動の時代のようだ。
- 君たちは軽薄短小だと言われたけれど、そんなことを言っている彼の方が中身などないじゃないか。
まとめ
電化製品はもちろんですが、軽薄短小ということが一番わかりやすいものは、電話機ではないでしょうか。
持ち出すことができないと思っていた電話機が、今では当たり前のように携帯することができます。
ひとり一台持っていることが、珍しいことではない時代ですね。
これからも、軽薄短小が進むのではないでしょうか。
しかし、内容が薄っぺらくて中身がないということにはならないように、心がけたいものですね。