【四字熟語】
肩摩轂撃
「轂撃肩摩」ともいう。
【読み方】
けんまこくげき
【意味】
人や車の往来が激しいこと。混雑していること。
【語源・由来】
「肩摩」は肩と肩がこすれること。「轂撃」は車のこしき同士がぶつかること。人の肩が擦れあい、車のこしきが打ち合うくらいに密集している様子から。
【典拠・出典】
『戦国策』「斉策」
【類義語】
・轂撃肩摩(こくげきけんま)
・比肩随踵(ひけんずいしょう)
肩摩轂撃(けんまこくげき)の使い方
いやあ。やっぱり渋谷はすごいね。
いつ来ても肩摩轂撃よね。一年中お祭りをやっているみたいだわ。
駅から出るだけで疲れてしまったよ。
本当にね。もう帰りたくなってきたわ。
肩摩轂撃(けんまこくげき)の例文
- この辺りは肩摩轂撃なので、車同士の事故が多いのです。
- いつもは肩摩轂撃なのだけれども、お正月だけ人通りが少なく静かになります。
- 予想以上の人がイベント会場に集まり、肩摩轂撃となったので入場制限がかけられました。
- 肩摩轂撃で、はぐれてしまった健太くんをなかなか見つけることができません。
- 昔はここは田畑しかなかったのに、いまは肩摩轂撃となってしまいました。