著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

勤倹尚武【きんけんしょうぶ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
勤倹尚武

【読み方】
きんけんしょうぶ

【意味】
よく働いて質素につとめ、武勇を尊び励むこと。

【語源由来】
「勤倹」は勤勉で倹約なこと。「尚」は尊ぶこと。武士たる者の生活態度として重んじられた考え方。

【典拠・出典】

勤倹尚武(きんけんしょうぶ)の使い方

ともこ
健太くんは空手の練習に毎日励んでいるけど、お兄ちゃんは何をしているの?
健太
お兄ちゃんは柔道なんだ。勤倹尚武というように、働きながら、柔道の道を極めようとしているよ。
ともこ
偉いわね。練習の時間を作るのが大変でしょうね。
健太
うん。でも警察官だから道場があって、練習する時間を作ることが出来るんだ。うらやましいよねえ。

勤倹尚武(きんけんしょうぶ)の例文

  1. 代々武道家の我が家の家訓は、勤倹尚武です。
  2. 勤倹尚武の精神で、日々、剣道と向き合っています。
  3. 勤倹尚武を心掛けて質素な生活しているので、心身ともに健康です。
  4. 勤倹尚武な生徒たちばかりなので、校舎が多少古くても気にならないようです。
  5. 勤倹尚武なんて嫌だ、短い人生なんだから毎日パーティーのように楽しく生きていたいと言った健太くんは、破門になりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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