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擒縦自在【きんしょうじざい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
擒縦自在

【読み方】
きんしょうじざい

【意味】
自分の思うとおりに人を扱うこと。とらえることも放す事も思うがままに自由自在にあやつること。

【語源・由来】
「擒」は捕まえること。「縦」は逃がすこと。捕まえるのも逃がすのも思いのままという意味から。

【典拠・出典】

【類義語】
活殺自在(かっさつじざい)

擒縦自在(きんしょうじざい)の使い方

ともこ
健太くん。このごみを捨ててきてちょうだい。
健太
ええっ。今、忙しいから無理だよ。僕のことを擒縦自在にできると思わないでよね。
ともこ
あら。そんなことを言ったらもう宿題を写させてあげないわよ。
健太
うっ。今すぐごみ捨てに行ってまいります。

擒縦自在(きんしょうじざい)の例文

  1. 彼女の魅力には誰も逆らうことはできないので、彼女は、彼女の周りにいる人間を擒縦自在に使います。
  2. 偉くなった健太くんは、擒縦自在に人事を行い、嫌いな人間を遠くの支社に飛ばしました。
  3. 学園の陰の番長であるともこちゃんにとって、生徒はみんな擒縦自在です。
  4. ともこちゃんは、社員を擒縦自在にできる権力を持っているので、彼女の機嫌を取らないと出世できません。
  5. 先生は、擒縦自在にクラスの生徒の係決めを勝手に行ってしまいます。

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