金烏玉兎の意味(語源由来)
【四字熟語】
金烏玉兎
「金烏」と「金鳥」と書き誤らない。
【読み方】
きんうぎょくと
【意味】
日月。太陽と月。
ええっと、それは「太陽と月」をおしゃれに言うんやな。
昼間は太陽が出て、夜は月が出る。そんな日常の風景を美しく表現してるんやな。
これは、「普通のものでも美しく見える表現」の一つやで。
昼間は太陽が出て、夜は月が出る。そんな日常の風景を美しく表現してるんやな。
これは、「普通のものでも美しく見える表現」の一つやで。
【語源由来】
「金烏」は太陽に棲むとされた3本足の烏、「玉兎」は太陰(月)に棲むとされた兎。歳月が早く過ぎ去っていくことを「烏兎怱怱」などと言う。
【典拠・出典】
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金烏玉兎(きんうぎょくと)の解説
カンタン!解説
「金烏玉兎」って言うのは、太陽と月のことを表すんだよ。もしくは、日と月を表現するときにも使うんだ。
「金烏」は、中国の古いお話に出てくる、太陽に住んでる三本足のカラスのことを指すんだ。でもね、この「金烏」って言葉は、そのまま「太陽」を表すこともあるんだよ。
それと同じように、「玉兎」は、中国の古いお話で、月に住んでいるウサギのことを言うんだよ。でもこれも、そのまま「月」のことを指すことが多いんだ。
例えば、「金烏玉兎が並んで見える」と言うときは、太陽と月が一緒に見える、という意味になるんだよ。
金烏玉兎(きんうぎょくと)の使い方
健太くん。空を見て、金烏玉兎が一緒に出ているわ。
本当だね。ぼんやりかすんだ月と沈みかけた赤い太陽が並んできれいだね。
あっ。もうすぐお日様が沈むわ。こうやって、太陽が沈むのをぼんやり見る時間ってのも良いわね。
そうだね。ああ、一番星が出たよ。一番ぼーし、みーつけたー!
金烏玉兎(きんうぎょくと)の例文
- 金烏玉兎と言うけれども、月に住むという兎は満月の日には見えるけれど、太陽に住むという烏はまぶしくていつまでたっても見えない。
- ウサギ小屋に烏がとまっているのをみたので、これは金烏玉兎で太陽と月なんだから、きっと縁起がいいはずだと思いくじ引きをしたが外れだったが、よく考えると金烏は黒ではなく金色だ。
- 金烏玉兎が並んで見えるある日の夕方、私たちは手をつなぎ、心で会話をしながら無言で川辺を散歩した。
- 金烏玉兎というにふさわしい、人生の時間は一定のリズムで流れているはずなのに、若いころははやく、年をとるとゆっくりに感じる。
- この学び舎で過ごした四年間という歳月は、金烏玉兎というにふさわしい、素晴らしいものだった。
また、日と月という意味も含まれているんだ。