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既往不咎【きおうふきゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
既往不咎

「既往は咎(とが)めず」と読み下す。

【読み方】
きおうふきゅう

【意味】
過去のことをとやかくとがめだてするよりも、将来をつつしむことが大切であるという戒めの言葉。

【語源・由来】
「既往」は、過ぎ去ったとき、過去という意味。

【典拠・出典】
論語』八佾

既往不咎(きおうふきゅう)の使い方

健太
ともこちゃん。ごめんなさーい。ともこちゃんから借りていた本を僕の不注意で汚してしまったんだ。
ともこ
既往不咎、済んだことはしょうがないわ。これからは気を付けてね。
健太
えっ。許してくれるの?ありがとう!
ともこ
次は許さないかもしれないわよ。うふふ。

既往不咎(きおうふきゅう)の例文

  1. 既往不咎、君はまだ若いんだから、やり直すチャンスはいくらだってあるんだから、済んだ事はもう責めないので未来に向けて頑張ってほしい。
  2. 既往不咎、君が心から反省していることが良く分かったからもういいよ。
  3. 既往不咎、これからは失敗を繰り返さぬよう慎んで精進してください。
  4. 既往不咎、誠心誠意謝ってくれたので、今回は刑事告訴を取り下げることにしました。
  5. 既往不咎、終わったテストの点数のことを責めてもしょうがない、次のテストでは100点を目指して全力で頑張ってね。

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