【四字熟語】
鬼出電入
【読み方】
きしゅつでんにゅう
【意味】
目にもとまらぬ動き。予期できぬ所に急に現れたり姿を消したりすること。
【語源・由来】
鬼神のように自在で、稲妻のように速く出没するという意味から。
【典拠・出典】
『淮南子』「原動訓」
【類義語】
・神出鬼行(しんしゅつきこう)
・神出鬼没(しんしゅつきぼつ)
・神変出没(しんぺんしゅつぼつ)
鬼出電入(きしゅつでんにゅう)の使い方
健太くんは猫を飼い始めたのよね。かわいい?
うちの飼い猫は鬼出電入で困るんだよ。急に居なくなったと思ったら、いつの間にか背後に忍び寄っていたりして、びっくりさせられるんだよね。
きっと健太くんを心配させたり、驚かせて楽しんでいるのよ。
きっとそうだね。家族の中で僕が一番下に見られている節があるから。
鬼出電入(きしゅつでんにゅう)の例文
- 彼は、つねに鬼出電入だから、いまどこにいるのか、どこに居れば会えるのか誰にも分らないよ。
- 駅伝の中継に、サイヤ人やアンパンマンが映っている時があり、彼らは鬼出電入です。
- 鬼出電入だったネズミの侵入経路を発見しました!
- 竜巻は鬼出電入で、とても恐ろしい気象現象です。
- 怪盗ルパンは、鬼出電入、日本の警察をもってしても捕まえることが出来ません。